天然石・ヒーリングストーンのお店　Blanca staff Blog

本日も快晴
寒さに変わりはないのですが、日射しも柔らかく感じ
気持ちのイイ日ですね

皆さまいかがお過ごしでしょうか

通勤途中に通ってくる「花畑公園」
交通センター前にある公園で、
今朝も何気に眺めながら信号待ちをしていたのですが、
公園の中央にある、大きな木に目が行きまして・・・

冬にも関わらず、葉っぱがイキイキと繁ってるんです
こんなに大きな木・・・あったかな・・・




今朝、撮った写真です

花畑公園のある場所は、もともと加藤清正公が熊本城を築いたときに
城外に広大な御殿を設けた場所なんだそうです。

庭には種々の花木や草花が植えられていたので花畑御殿と呼ばれていたそうです。

この場所には世継（四木）神社があり、
境内には４本の大楠があったことから四木神社とよばれていました。
４本の楠のうち、現在は写真の１本が残っています。

明治１０年（１８７７年）の西南戦争により、
花畑屋敷一帯は全焼し、被災後は広大な土地に陸軍の
軍施設が置かれたそうです。
これらの軍施設は軍都熊本の象徴であった一方で、
市街地発展の妨げとなっていたそうです。

その後、明治３３年（１９００年）、
第３代熊本市長・辛島格（いたる）氏は、
陸軍省に働きかけ、郊外の大江村（現　熊本市大江）に
移転させることに成功し、また、花畑御殿跡地に駐屯していた
歩兵第２３連隊は大正１２年（１９２３年）に
当時の高橋守雄市長によって渡鹿（とろく）に移転されました。

明治４０年代になり、ようやく市街地として整備され、
明治後期に新しくできた街として、
「新市街」の地名が付けられているそうなんです。

現在、花畑公園内には
歩兵第２３連隊記念碑、三烈士碑が建っています。





写真の楠の周りには囲いが組んであって、
近付く事はできないんですが、
公園に足を踏み入れるだけで、
不思議な安心感に包まれたようにホッとします。

ご存知ない方は一度見に行ってみてください

～　Elmar　～